郵送で頼めるお焚き上げ・供養の受付先一覧|料金と送料の考え方

実家じまいで出てくるお守り・お札・位牌・仏具・人形・写真は、近くの神社や寺院に持ち込めれば一番早く片づきます。ただ、実家が遠い場合や、量が多くて何度も通えない場合には、郵送で受け付けている先を使うことになります。

このページは、郵送でお焚き上げ・供養を受け付けている先を一覧にしたものです。各社・各社寺の公式サイトに書かれている内容だけをまとめました。料金や対応品目は変わることがあるので、申し込む前に必ず公式サイトでご確認ください。

郵送で頼める受付先の一覧

受付先 運営 料金の決まり方 送料の扱い 仏壇・位牌
みんなのお焚き上げ 株式会社クラウドテン キットのサイズ(レター/ボックス/人形供養パックなど) キットの送料・神社への配送料が価格に含まれる 仏壇は受付品の例にあり。位牌の記載は確認できず
神社のお焚き上げ 民間事業者 キットのサイズ(1,980円〜30,980円・税込) キット送付時・品の発送時とも運営が負担 どちらも引き受け不可
上之雷電神社 神社(埼玉県熊谷市) 荷物のサイズ(メール便相当〜200サイズ) 送料は依頼者の負担 仏壇は受付。位牌は引き受け不可
出雲大社埼玉分院 神社(埼玉県) 荷物のサイズ。持ち込みは別の料金表 送料は依頼者の負担 位牌は引き受け不可。仏具は持ち込みのみ
涙そうそう 民間事業者(提携寺院で供養) 品目ごとの単価。詰め放題プランもあり 送料・振込手数料は依頼者の負担 仏壇1基15,000円〜/位牌1柱3,300円〜

この表は順位ではありません。掲載順に意味はなく、あいうえお順でも料金順でもありません。

サイズで決まる先|神社に直接送る

上之雷電神社(埼玉県熊谷市)

全国どこからでも郵送で預かり、来社は不要と案内されています。他社寺のお札やお守りのほか、仏壇・仏具・遺影・盆提灯などの供養品も受け付けているとしています。

ただし位牌は引き受けていません。「お焚き上げできないもの」として、ご位牌・遺骨・生き物など宗教的に特別な扱いを要するものが挙げられています。

荷物のサイズ お焚き上げの費用
メール便相当(レターパックなど) 1,300円
100サイズ(45L袋相当) 5,000円
150サイズ(45L袋×2相当) 10,000円
200サイズ(45L袋×3相当) 15,000円

荷物を送る送料は別にかかります。合計を考えるときは、この費用に宅配便の料金を足してください。

初穂料が未納の場合や、専用シールが貼られていない場合は受け取りを断るか返送すると書かれています。申し込みの手順どおりに進めてください。

なお燃えない品の扱いは、公式サイトの中で記載が分かれています(「金属・プラスチック・石製などの燃えないお品もお任せください」という案内と、「お焚き上げできないもの:ガラスケースや金属製品、石製品」という案内が同じページに併記)。ガラスケース付きの人形やパワーストーンを送る場合は、事前に神社へ確認してください。

出雲大社埼玉分院

送付・持ち込み・祈祷の3つの受け方を用意しているとしています。送る場合の費用は上と同じ区分で、持ち込みの場合はメール便相当が1,000円、それ以上のサイズは送付と同額です。

霊璽・位牌は引き受けていません。また仏具は持ち込みのみの受付としています。実家じまいで仏具が出てくる場合、郵送では完結しません。

荷物のサイズ 送るお焚き上げ 持ち込み
メール便 1,300円 1,000円
100サイズ(45L袋×1相当) 5,000円 5,000円
150サイズ(45L袋×2相当) 10,000円 10,000円
200サイズ(45L袋×3相当) 15,000円 15,000円

申し込みの有効期間は購入日から3か月です。実家の片付けは予定どおりに進まないことが多いので、品物がそろう見込みが立ってから申し込むほうが安全です。梱包箱は用意されないため自分で準備が必要で、注文したサイズを超えると受け取ってもらえません。送料は依頼者の負担です。

キットで送る先|送料まで込みの形

みんなのお焚き上げ(株式会社クラウドテン)

ネットでキットを購入し、そこに品物を入れて送る形です。レターサイズ(A4・A5、破魔矢などが入る大型細長タイプもあり)・ボックスサイズ・人形供養パックなどから選べると案内されています。

箱は基本的に自分で用意します。「ボックス100」だけは箱付きを選べますが、それ以外のボックスサイズと人形供養パックでは、送るための箱は含まれないと明記されています。レターサイズはキットに同封の封筒に入れてポストに投函するか、郵便局の窓口に渡す形です。

価格に含まれるものとして、お焚き上げ供養料/神社への送付用封筒(送料込み)/お焚き上げ証明書の発行手数料/お焚き上げできない品の処理費用/キットの送料が挙げられています。燃えない品も受け付け、お祓いのあとに自治体の廃棄認可業者が処分するとしています。人形と写真アルバムのように、異なる種類の品をまとめて入れることもできるとしています。

受け付ける品の例として、仏壇・遺影・神棚・過去帳・香炉・数珠といった仏具や神具のほか、写真・アルバム・人形・衣服・財布なども挙げられています。ただし位牌はこの一覧に出てきません。位牌を含める場合は事前に確認してください。

人形供養パックは人形限定で、他の品は受付対象外、サービス地域は沖縄県と島しょ部を除く全国とされています。支払いはクレジットカード・コンビニ決済・銀行振込・Amazon Pay・PayPay。レターサイズについては、陶磁器などのわれものは郵便局で断られる場合があると注意が書かれています。キットごとの金額は公式サイトでご確認ください。

神社のお焚き上げ

こちらもキットを購入して送る形で、お焚き上げは祐徳稲荷神社(佐賀県)の境内で行うとしています。キットの代金に供養・お焚き上げの費用、証明書の発行と郵送の費用、特別祈祷の費用が含まれ、注文後に追加の支払いは発生しないと案内されています。

キットを送るときの送料も、品物を送るときの送料も運営側の負担としている点が、サイズで決まる神社の方式との違いです。

キット 入れられるお品 費用(税込)
レターS A5サイズ・厚さ2cm以下 1,980円〜
レター普通 A4サイズ以下 2,980円〜
ロングタイプ 御札・破魔矢など長いもの 3,980円〜
ボックスタイプ 神棚・ひな人形・遺品など大きいもの 7,480円〜
人形供養キット ひな人形・ぬいぐるみ(人形本体のみ) 14,900円〜
【箱付】人形供養キット ひな人形・ぬいぐるみ(箱つき) 23,900円〜
【箱付】ボックス200 人形・ぬいぐるみ以外(箱つき) 30,980円〜

ボックスタイプと人形供養キットには送る箱が付かないため、自分で用意する必要があります。品の種類と点数に上限はなく、1つの荷物に入る分だけ送れる形です。1個口につき1キットを購入します。

人形供養キットの対象は人形本体のみで、雛壇・屏風・鎧兜・道具類はボックスタイプでの申し込みになります。ひな人形を飾り一式で手放す場合は注意してください。

申込書が入っていない品、配送会社の運搬お断り品、神社が不適当と判断した品は、着払いで返送されると書かれています。

実家じまいで使うときの注意。このサービスは仏壇と位牌を引き受けていません。ほかに、パソコン・携帯電話・家電リサイクル法の対象品(エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機・乾燥機)・医療機器・遺骨・剝製なども引き受け対象外と明記されています。仏壇や位牌を手放す場合は、別の受付先を選んでください。

金属やプラスチックなどの燃えない品も受け付けますが、焼納ではなく祈祷後に産業廃棄物として処理するとしています。焼いてほしい場合は、燃えないものを取り除いてから送ることになります。

品目ごとに決まる先

涙そうそう

提携している寺院で供養する形で、品目ごとに単価が決まっているのが特徴です。1点だけ送りたい場合に金額が読みやすくなります。

品目 単位 費用(税込)
位牌 1柱 3,300円〜
仏壇 1基 15,000円〜
仏像 1体 3,300円〜
遺影 1枚 2,750円〜
神棚 1宇 15,000円〜
掛軸・ご本尊 1枚 3,300円〜
過去帳 1冊 3,300円〜
御朱印帳 1冊 3,300円〜
お札 5体まで 2,750円〜
お守り 5体まで 2,750円〜
アルバム 1点 3,300円〜
写真 30枚 2,750円〜
人形 1体 3,300円〜
ぬいぐるみ 1匹 3,300円〜
だるま 1体 4,400円〜

送料と振込手数料は依頼者の負担で、支払いは前払いです。ガラスや金属などの不燃素材は基本的にお焚き上げできず、対応できる場合も追加料金が発生することがあるとしています。

量が多いときの詰め放題プランもあります。箱の3辺合計で、SS(60cm以内)9,900円/S(100cm以内)11,000円/M(120cm以内)13,200円/L(140cm以内)15,400円。ただし仏壇・神棚・だるまは詰め放題の対象外で、個別の申し込みになります。郵送で受けられる仏壇は3辺合計1mまでの小型仏壇とされています。

仏壇そのものを手放す場合は、閉眼供養から撤去・お焚き上げまでをまとめた「お仏壇じまい」が別にあり、仏壇の処分は高さ1.2mまで25,300円(税込)〜と案内されています。

選ぶときに見る4点

1. 量がどれくらいあるか。お守りやお札を数点だけならメール便相当で足ります。仏具一式や人形が箱で出てくるなら、サイズで決まる方式のほうが結果的に安くなることがあります。逆に1点だけなら、品目ごとの単価で頼むほうが読みやすくなります。

2. 送料が費用に入っているか。3つの方式で扱いが違います。神社に直接送る方式(上之雷電神社・出雲大社埼玉分院)と、品目ごとの単価の方式(涙そうそう)は、表の金額に宅配便の送料が別に乗ります。キット方式(みんなのお焚き上げ・神社のお焚き上げ)は送料が価格に含まれると書かれています。表示額だけを並べても比べたことになりません。

3. 燃えないものが混ざっていないか。金属やガラス、陶磁器が入っていると受け付けられないことがあります。燃えない品の扱いを明記している先を選ぶか、先に分けておいてください。

4. 位牌は、受け付けない先が多い。この一覧でも、神社のお焚き上げは仏壇と位牌の両方を、上之雷電神社と出雲大社埼玉分院は位牌を引き受け対象外としています。位牌を郵送で手放せるのは、この中では涙そうそうだけです。まとめて送ろうとして返送されると時間を失うので、位牌が含まれるなら最初にそこから決めてください。

この一覧の作り方

掲載しているのは、公式サイトで郵送受付と費用の考え方を確認できた先だけです。内容はすべて各公式サイトに書かれている記載によります。当サイトが実際に利用して確かめたものではありません。

掲載にあたって料金や成果報酬は受け取っていません。順位づけや評価もしていません。料金・対応品目・受付方法は変わることがあるため、申し込む前に必ず各公式サイトでご確認ください。

品目ごとの手順はこちら

何をどう手放すかで、供養が要るかどうかも、頼み先も変わります。品目ごとの手順は次の記事にまとめています。

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